サッカーや野球と比べて小学生のするスポーツというイメージの少ないラグビー。
小学生のラグビー「ミニラグビー」のことをよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここではそんなミニラグビーのことをわかりやすく解説していきます!
ミニラグビーってどんなスポーツ?
ミニラグビーは小学生を対象としたラグビーです。
正確には
ラグビーフットボールの魅力を感じてもらうために幼児、小学生を対象につくられた子供たちのラグビー型ボールゲーム
日本ラグビーフットボール協会HPより
とされています。
年齢に応じて
- 低学年(1・2年生):U-8
- 中学年(3・4年生):U-10
- 高学年(5・6年生):U-12
の3つのカテゴリーに分かれていてそれぞれにルールが設定されています。
それぞれのカテゴリについて次で詳しくご紹介します!
カテゴリごとの違い
低学年(1・2年生):U-8
低学年の試合ではミニラグビーではなくタグラグビーを行います。
このため、競技規則についてもタグラグビーの競技規則を適用しています。
タグラグビーはミニラグビーと違いタックル(コンタクト)のないラグビーです。
ルールなどタグラグビーについて詳しくはこちらを見てくださいね。
世界の主なラグビー協会ではこの十数年前からタグラグビーが採用されていたんだって。
世界的にみて日本が稀なケースだったみたいだよ。
人数
プレイする人数は4〜5人。
各大会規則によって人数が異なります。
試合時間
一般的には5分ハーフ。
各大会規則により試合時間が決まります。
コートサイズ
14m x 20m(インゴール2m)
プレイ人数によってコートの広さが異なる場合もあります。
スクラム
なし
U-8は公式試合ではタグラグビーを採用していますが、ミニラグビーの練習を禁止しているわけではありません。
このためスクールによっては低学年でも安全に配慮してタックルの練習を行なっているところもあります。
気になる方はスクールに直接確認してみてくださいね。
中学年(3・4年生):U-10
人数
7人(フォワード3人、ハーフバック1人、バックス3人)
試合時間
15分ハーフ(延長不可)
コートサイズ
35m x 60m(インゴール5m)
スクラム
あり(3人)
高学年(5・6年生):U-12
人数
9人(フォワード3人、ハーフバック1人、バックス5人)
試合時間
20分ハーフ(延長不可)
コートサイズ
40m x 60m(インゴール5m)
スクラム
あり(3人)
まとめ(カテゴリーごとの違い)
各カテゴリごとの違いを表にまとめたものがこちら。
学年 | カテゴリ | 人数 | 試合時間 | コートサイズ | スクラム |
---|---|---|---|---|---|
1・2年生 | U-8 | 4〜5人 | 5分ハーフ | 14m x 20m | なし |
3・4年生 | U-10 | 7人 | 15分ハーフ | 35m x 60m | あり(3人) |
5・6年生 | U-12 | 9人 | 20分ハーフ | 40m x 60m | あり(3人) |
U-10、U-12ではタックルを行うので必ずヘッドキャプを着用しないといけません。
また、U-12ではマウスガードをすることも推奨されています。
学年によって必要な用具があるのでスクールに確認してみてくださいね。
どこでできるの?
野球やサッカーと比べると小学校単位のクラブ活動でラグビーができるところは限られてるように思います。
ここでは滋賀県内でミニラグビーができるスクールを紹介していきます。
滋賀県ラグビーフットボール協会HPで登録チームとして名前が載っているチームを紹介します
全国のラグビースクールを調べるには、日本ラグビーフットボール協会のHP内にある「ラグなび」が便利です。
地域や対象年齢から条件を絞り込んで検索することができます。
米原ラグビースクール
イーストレイクラグビースクール
近江八幡市ラグビースクール
野洲ラグビースポーツ少年団
草津ラグビースクール
The Ants Rugby Club Shiga
瀬田スポーツ少年団大津ラグビースクール
まとめ
ミニラグビーのことを少しでも覚えていただけたでしょうか?
まだまだ競技人口の少ないスポーツですが小学生でも十分楽しめるスポーツなので、ぜひ一度体験してみてくださいね。